子どもの権利を伝える活動
子どもNPOはらっぱは、2003年に設立以来すべての活動を子どもの権利条約の理念に基づいて行っています。「子どもの権利条約」を具体化する「こども基本法」が2023年4月に「こども家庭庁」の創設と同時に施行されました。
「こども基本法」は、子どもに関する取組み「こども施策」を進めていくために作られた法律で、子どもの意見表明と参加の場の重要性が謳われています。阪南市でも「阪南市子どもの権利に関する条例」が2025年1月に施行されました。
子どもを権利の主体として尊重し、おとなはその思いや考えを受けとめていけるよう、取り組みを進め、発信していきます。
子どもの権利条約の発信~子どもとおとなで考える子どもの権利条約~
日常の中で子どもの権利を考える「子どもとおとなで考える子どもの権利条約」を2008年から編集発行しています。「家族の風景」を描いた4コママンガにコメンテーターの斎藤富由起さんから子どもの目線にたった「キミはどう思う?」と保護者向けに「おうちの方へ」のメッセージをいただいて「阪南市☆キッズはらっぱ」の紙面に掲載し、阪南市の小・中学校に配布しています。
子どもの声が社会を変える~キミの声を届けよう!~
サラダホールや公民館など子どもたちが集まりそうな場所に「キミの声を届けよう!」BOXを置いて、
子どもたちが日常の中で思った事を自由に書いてもらう取り組みです。未来社会を変えるパートナー
としてまちづくりに子どもの声を生かすしくみにつなげることをめざしています。

子どもの権利を楽しく学ぶ~「なんでやねん!すごろく」~
「なんでやねん!すごろく」は、子どもの権利条約関西ネットワークが子どもと一緒に作成し、
子どもたちのアイデアがたくさんつまった子どもの権利条約を楽しく学べるすごろくです。
学校から依頼を受けて子どもの権利を伝える出前講座として実施しています。
※これまでに行った学校:朝日小学校、舞小学校、上荘小学校、桃の木台小学校、深日・多奈川小学校


子ども参加と意見表明~いっぱい話そう!きいてみよう!「こども会議」~
子どもは、気持ちや考えを聴いてもらうことで安心し、自己肯定感が高まり、自分で考え生きていくチカラを育んでいきます。「子どもの権利ワークショップ」や「こども会議」として子どもが思いや意見を言える場を作り、阪南市☆キッズはらっぱの紙面で伝えています。